◆ そもそも民藝って何?
民藝とは何なのかは↓の記事をお読みください!簡単にまとめると、「民衆による、民衆のための工芸」というのが民藝という概念になるでしょう。
工芸×本 「民藝」と「とらくら」は似ている…?倉敷民藝館『民藝品とは何ですか 民藝館の仕事』 – とらくらメディア (torakura.com)
こうした民藝品を収集・展示しているのが全国にある民藝館ということになります。その中でも最初に作られたのが、駒場東大前にある日本民藝館です。
◆ なぜ、民藝館と無印良品がコラボ展示?
民藝は人々の暮らしの中で作られてきたもので、無印のように「大量生産される製品」という作り方とは性質が異なるという指摘もあります。しかし、無名性であったり用即美という概念であったりと、両方の根底にある思想には共通点がたくさんありますよね。そうしたことからコラボ展示に至ったそうです。
◆ どんな作品が展示されているの?
江戸時代に薩摩(今の鹿児島県)で作られた白磁瓶や明治時代に宮城で使われていたアジサイ柄の仕事着、そして昭和時代に出雲で作られた火鉢など、生活に密着したものが展示されています。残念ながら写真撮影はできないのですが、展覧会の公式サイトからいくつかの作品を見ることができますよ~
展覧会公式サイト: https://www.muji.com/jp/feature/mingei/
◆ 展覧会のウラ話?
展覧会のオープニング記念として、無印良品と日本民藝館の方が行った対談は必見です。現在は無印良品の銀座店で行われていますが、最初の会場は新潟県の直江津で行われていたそうです。話を聞いていくと、民藝運動と新潟県は実は縁が深い土地なんだとか…ほかにも展覧会の裏話など、いろんな面白い話が聞けますよ~
展覧会公式サイト: https://www.muji.com/jp/feature/mingei/
◆ 展覧会会期
無印良品 銀座 6F 2021年3月19日~5月9日