皆さん、こんにちは!とらくら1期生のかみさんです。
突然ですが、先日伝統工芸を取り扱うメディアコマースプラットフォーム「BECOS」様の写真取材にご一緒させていただく機会がありました。そして今回は、今までずっとオンラインで活動していたということもあり、とらくらメンバーとして直接集まって活動するのは初めてで、個人的に緊張感MAXでした! しかし、伝統工芸・日本文化が好きという同士が集まったとらくら、1日の取材が終わるころには、最初の緊張感が嘘かのように打ち解けた雰囲気になっていました。僕たちとらくらメンバーが思い思いに撮った写真に加え、今回はこのようなところにも注目していただけたらなんて思います。
まるで日本一周?
まず私たちが最初にお伺いしたのは、「伝統工芸 青山スクエア」さんです。
地下鉄青山1丁目駅から徒歩3分ほどの所に位置する「伝統工芸 青山スクエア」では、日本全国選りすぐりの伝統工芸品が展示されています。その数はなんと100以上!もちろん購入することも出来ます。


そして不定期ではありますが、職人熟練の手の技を間近で見て、実際に体験することが出来るワークショップも開催されています。今回は残念ながら実施されていませんでした…
「伝統工芸 青山スクエア」の凄さは、何と言っても展示品の多さにあります。日本全国の工芸品を一堂に見ることが出来る機会はなかなかありません。工芸品を通して、まるで日本一周したかのような気分になれますね! また様々な工芸品を比較して、自分にとってベストなものを見つけることが出来るのも嬉しいポイントの1つです。
毎回テーマが変わる特別展示に加えて、常設展示も最近の流行やお客さんのニーズに合わせた物があるかを職人に聞いて仕入れているそうです。一度訪れたことがあるとは言わず、何度も訪れる価値は十分にあります。行くたびに、ときめくような新たな出会いがあるかもしれません!

熱い足袋文化!
そして僕が、今回数ある工芸品の中で注目したのが、特別展示「春のおひろめ展」(4月1日-4月15日)で取り扱われていた「行田足袋」です。行田足袋は全国1の足袋の生産地としても有名な埼玉県行田市で生産されており、江戸時代の中頃から特産品として知られるようになりました。


陶磁器や木造品ではなく、何で足袋なのかと思う人もいるかもしれません。けれども、令和元年には経済産業大臣指定の伝統的工芸品にも登録されました。それに加えて、近年着物などの和装ブームの影響で、世界中からも注目されています。今日本でも、世界でも足袋が熱いんです!!! そして個人的には、実家が造園業を営んでいるため、仕事の際は必ず足袋を履いており、思い入れ深いのも大きな理由です。今度改めて、足袋や僕の生い立ちについて詳しく記事が書けたらなと思います。
編集後記
「伝統工芸 青山スクエア」の伝統工芸を発信していくうえでの、最近の流行やお客様のニーズに合わせるなどと様々な工夫を実感! 僕たちの今後の活動にも役立たせていきます。
後編はりり茶が「江戸切子協同組合」について書きます。伝統工芸品の中では有名な江戸切子、実は色によって価値が違ったり? 気になる方は是非そちらも読んでみてください!
読んでいただきありがとうございます!
協力:BECOS(株式会社KAZAANA) https://www.thebecos.com/
見学先:伝統工芸 青山スクエア https://kougeihin.jp/ 107-0052 東京都港区赤坂8丁目1−22 1F